堺孝行 黒影 牛刀 210mm 黒檀八角柄 Sakai Takayuki
鋼材
V金10号 ハイカーボンステンレス(鎚目・黒フッ素加工)
口金
水牛角
柄
黒檀 天然木(八角柄)
刃渡り
210 mm
生産地
大阪府 堺
軽さ
切れ味
研ぎやすさ
錆びにくさ
About Blade
刃について
刃材に採用されたV金10号(VG10)は、武生特殊鋼材が開発した日本を代表するハイカーボンステンレス鋼です。HRC60-62という炭素鋼に迫る高硬度を実現し、鋭い切れ味が長く続きます。ステンレスの錆びにくさと炭素鋼の鋭利さを兼ね備えた稀有な鋼材です。
刃面には職人が一打ずつ刻む鎚目(つちめ)を施し、その上に黒のフッ素加工を重ねることで、水分や粘りのある食材も刃離れよく切り進められます。両刃仕様のため、利き手を問わずお使いいただけます。
About Handle
柄について
柄に採用された黒檀(こくたん)は、「唐木の王」と称される最高級の銘木です。比重1.0を超える緻密で重厚な木質は、握るたびに手に馴染み、使い込むほどに深い艶を増していきます。
八角形に成形された柄は滑りにくく、親指と人差し指で刃元を挟む本格的な握り方にも自然にフィット。刃と柄の境目には水牛角の口輪を配し、接合部を確実に保護しています。
Producing Area
この包丁の産地について
この包丁は、経済産業大臣指定の伝統的工芸品「堺打刃物」の産地である大阪府・堺で作られています。
堺では鍛冶・刃付け・柄付けといった各工程をそれぞれ専門の職人が担う分業体制が約600年にわたり受け継がれており、一本一本が熟練の手仕事によって最高水準の切れ味に仕上げられています。
堺 Sakai, Osaka
©Sakai City, JAPAN
大阪府の中でも大阪市に次いで2番目に人口が多く、大阪でも南エリアのベッドタウンである堺市。
堺は古墳が数多く点在していることで有名ですが、かつてその古墳群を作る土木工事に必要であった工具を製造するために日本全国から鍛冶職人が堺に集まって住みつき、鍛冶の技術が発展したと言われています。
その後、江戸時代に幕府の令により、堺の専売として煙草の葉を刻む「たばこ包丁」が堺で作られるようになることで堺が刃物の町として有名になり、刃物を作る技術が時代の流れとともに堺の刃物職人達に脈々と受け継がれ、現在に至るまで最高品質の鋭い切れ味の包丁が生産されています。
堺刃物は、その地域の中で分業体制が取られています。
1本の包丁が出来上がるまでには、火造り鍛造、刃付け、柄付けなどそれぞれの工程を専門の老舗業者が担っており、包丁の形になるまでをざっと見積もっても30以上の工程を経て作られています。
堺で作られる包丁の特徴は、優れた鍛冶技術と、切れ味の決め手となる刃付け技術の高さにあります。
和食や割烹など、プロの料理人に使われている和包丁の90%以上が堺産の包丁とも言われており、世界に誇る日本の刃物文化を古くから牽引しています。
Precautions For Use
ご使用上の注意刃を錆びさせないために
- 調理後は食器用洗剤で汚れをキレイに落とし、乾燥した布で水分を拭き取って保管してください。
刃を劣化させないために
- 食洗器は絶対に使用しないでください。
- 刃を火で炙ったり、オーブンに入れたりしないでください。殺菌する場合は、熱湯で消毒してください。
刃を欠けさせないために
- 金属や石、ガラス製のまな板などの硬い物の上では使用しないでください。
- 冷凍食品や骨付き肉など硬い物を切るのに使用しないでください。
- 包丁を何本も同じ引き出しに入れると刃同士がぶつかり欠ける可能性があるので、一緒に入れないでください。
安全のために
- 取り扱いの際は刃先に充分注意してください。
- 常に乳幼児の手が届かない安全な場所に保管してください。


